背景
New Education Expo(NEE:ニュー・エデュケーション・エキスポ)は、教育関係者向けのセミナー&展示会のイベントです。
1996年に始まり、今回で28回目を迎えました。
「学びの未来を、共に拓(ひら)く」のテーマの通り、未来の教育の博覧会とも言われるほど、最新の教育方法やそれを支援するさまざまなツールが披露されます。
New Education Expo の概要
小学校から大学までの先生方、学術機関の方、文部科学省、教育委員会、企業の方など、招かれた講師による120を超えるセミナーが開催され、教育業界の課題やあるべき姿、現場でのさまざまな取り組みを聴くことができます。
企業展示ブースでは、教育向けのICT機器、デジタル教材、セキュリティシステムやe-ラーニングシステムまで、最新の教育向け商品の展示が集まります。
FUTURE CLASS ROOMという「未来の教室」を体験できるスペースも設けられ、問題に対する一人ひとりの回答を全員で共有したり、教室内での会話の自動文字起こし機能やAI要約機能で記録を残しながらの授業がデモンストレーションされました。
【主な基調講演】
この国の未来、教育を考える ~近年の教育改革を通じて~
東京大学 教授/慶應義塾大学 SFC 特任教授 鈴木 寛 先生
教育の情報化の現状と課題
東北大学大学院 情報科学研究科 教授/東京学芸大学大学院 教育学研究科 教授 堀田 龍也先生
デジタルトランスフォーメーションとこれからの教育「方法」
(公財)東京財団政策研究所 所長 安西 祐一郎先生
【インフォザイン プレゼンテーション】
当社インフォザインからも、寺尾 尚大先生のご講演の中で、CBT実装の紹介をさせていただきました。
斎田 健太郎(取締役兼教育テクノロジー部 部長)はCBTの概要やCBT実践を通じて感じた課題を、永井 正一(教育環境デザイン部 BizDevグループ課長)は海外の事例を中心にCBT(TAO)の導入事例の紹介をいたしました。
基礎からわかるCBTとIRT ~理論と実践を通じて~
〈講演内容説明〉CBT(Computer Based Testing)、IRT(Item Response Theory; 項目反応理論)。教育業界において注目されるこれら2つのワードについて、教育測定やテスト事情に詳しい大学入試センター・寺尾先生に、基礎から丁寧に解説いただきます。さらに、テストの実装経験の豊富な(株)インフォザインから、具体例の紹介も行われます。
CBT・IRTについて少しでも御関心のある皆様、必見です!
6月3日(土) 15:40〜17:20
(独)大学入試センター 研究開発部 准教授 寺尾 尚大 先生
(株)インフォザイン
(参考文献)2023年6月13日取得
内田洋行グループとして、学校向け学習eポータル L-Gateのブースの隣にtaoを展示。
「国際標準規格に準拠した、世界標準のCBTプラットフォーム」としてご説明やデモをさせていただきました。
ご来場いただきました皆さま、どうもありがとうございました。
東京会場は東京ビッグサイト(東京国際展示場)にあるTFTビルにて、3日間開催されました。
大阪会場は大阪城の近くにあるOMM(旧大阪マーチャンダイズ・マートビル)にて、2日間の開催でした。
ITと教育の分野でのイノベーターとしてのインフォザイン
「株式会社インフォザイン」は、東京 上野にオフィスを構え、教育とテクノロジーを融合させたEdTech分野でビジネスを展開しています。
「オープンソースとオープンスタンダードを活用し、教育の未来を創る」ことを目指し、特に力を入れているのは、ルクセンブルクのOAT社が開発したWebベースでアセスメント・テストを実施するためのCBT(Computer Based Testing)プラットフォーム「TAO」をベースとした新サービスの開発と提供です。
オンラインアセスメントのためのSaaS版CBTプラットフォーム「TAOクラウドJP」をはじめ、学力調査、大学入試、各種資格・検定試験などのCBT化に実績のあるアセスメントサービスを提供しています。
また、教育DXを推進するため、教育に興味を持っているITエンジニアはもちろん、教育分野に課題意識を持っている人材も広く募集しています。
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